インストーラーを使ったSitecoreのインストール

このページでは、Sitecore 8.2 をインストーラーを使用してインストールする方法を記載します。 SIMを使ったインストール方法に関しては SIMを使ったSitecoreのインストール をご参照ください。

Sitecore のダウンロード

Developer Portal からSitecoreの本体および、オフィシャルにサポートされるアドオンモジュールをダウンロードできます。Developer Portal のトップにあるリンクから最新バージョンをダウンロードできます。 このページ から、自分がインストールしたい任意のSitecoreのバージョンのダウンロードページに移動することができます。

Sitecoreのダウンロードページに移動したら、 Download options セクションの、 Sitecore web application installer をクリックしてダウンロードします。このドキュメントでは、下図のように Sitecore 8.2 update-5をインストールします。 Sitecore 8のほかのバージョンでもインストール手順に大きな違いはありません。

注釈

Sitecore本体およびアドオンモジュールをダウンロードするには、Sitecoreの開発者向けの認定試験に合格している必要があります。

ダウンロードした zip ファイルを右クリック > プロパティ　をクリックしてプロパティーダイアログを表示します。ブロックの解除 をクリックしてOKをクリックしてください。

Sitecore のインストール

zip ファイルを展開して、インストーラーをダブルクリックします。 Sitecore 8.2 update-5の場合のファイル名は、Sitecore 8.2 rev. 170728.exe です。

次の図のようなインストーラーが起動するので、次へ　をクリックします。

使用許諾画面で、 完全 を選択して、次へ をクリック。

インストールの種類の選択画面で 完全 を選択して 次へ をクリック。

インスタンス名の画面で、インスタンス名を入力して次へをクリック。今回は sc8u5 という名前でインストールを実施する前提とします。

ライセンス ファイル 画面で、ライセンスファイルを選択して、 次へ をクリックします。

データベースサーバーの画面で、SQL Serverへの接続情報を入力して次へをクリックします。SQL　Server に接続するユーザーは sa などの管理者ユーザーか、sys_adminロールのユーザーを指定してください。

インストール先のフォルダー画面はデフォルトのまま、次へ をクリックします。

注釈

デフォルトでは C:inetpubwwwroot 配下にSitecoreインスタンス名のフォルダーを作成してその配下に必要なファイルがインストールされます。

インストール内容のサマリー画面が表示されたら インストール をクリックします。

しばらくするとインストールが完了して、次の図が表示されます。完了をクリックして続いて、SitecoreクライアントインタフェースのUIおよび編集言語をデフォルトで日本語にしたい場合は、Sitecore を起動します を選択して、画面を閉じます。

参考

日本語をデフォルトに設定する方法に関しては 日本語環境のセットアップ を参照して下さい。

Sitecore クライアントインタフェースにログイン

インストールが終わったら、編集環境にログインして動作確認をします。ブラウザーを起動して、サイトコアをインストールしたサイト名を使用してログイン画面にアクセスします。このドキュメントでは sc8u5 というサイト名を使ってインストールしていますので、 http://sc8u5/sitecore になります。

デフォルトの管理者アカウント admin/b でログインできたら完了です。

注釈

本番で使う環境の場合はパスワードはすみやかに変更するか、別の管理者ユーザーを作成してadminユーザーを無効化します。